登る峠の道標

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カーボローディング法 知ってる?

法律ではないよ。スタミナアップの一つの方法だよ。
カーボローディングは、走るためのエネルギー源となるグリコーゲンを筋肉中に最大限に蓄積するための特別な食事法で、レース中のガス欠防止に有効とされています。その方法には、今から34年前に提案された「古典的」な方法と、それをもとにアレンジされた「改良型」の方法の2種類あります。古典的な方法はレース1週間前から始め、週の前半は低糖質食、後半からレース当日までを高糖質食とし、リバウンドを利用して通常の2倍ものグリコーゲンを体内に蓄積させるというものです。しかし、食事が極端過ぎて体調を崩しやすく、さらに、低糖質食の期間中2回行うオールアウト(疲労困憊運動)によって疲労が残りやすいため、この方法はあまり現実的ではありません。
一方、改良型の方法とは、オールアウトや低糖質食の期間がなく、ただ、「レース3日前から高糖質食をとる」という方法です。この方法ならリスクが少ない上、古典的な方法と同程度のグリコーゲンを体内に貯めることができるため、現在多くのランナーに採用されています。実際、4時間以上かかるランナーは、燃費があまりよくない上、長丁場になるため、カーボローディングはとても有効といえるでしょう。
具体的には、レース3日前から(日曜日がレースなら木曜日から)ごはんやパン、めん類ばかりの食事にします。もちろん、肉や魚、野菜のおかずは不要。わかりやすいイメージでは、ファミリーレストランにある「かやくごはん+うどんセット」。こんな食事がカーボローディングの典型的メニューといってよいでしょう。そのほか、おにぎり、スバゲティ、菓子パン、雑煮、安倍川餅、磯辺餅など好みのものを組み合わせましょう。なお、レース前日からは、生もの、消化の悪いもの、食ペ慣れないものなどは控えてください。カーボローディングの仕上げはレース当日の朝食。餅入りのうどんやおにぎりなど、穀類主体で消化の良いものを食べるようにし、クエン酸を含んだ果物か果汁100%のオレンジジュースをプラスします。こうすることでクエン酸がグリコーゲン蓄積に効率よく働くからです。

最近、本気で自分の燃費の悪さに悩んできた。体質改善したい今日この頃。