登る峠の道標

ただいまお試し期間中

夢のロッケンロール・ドリーム  

【月例ラン後日談】 あれから、2日後のこと。天気は日曜の夜からずっと雨だ。筋肉痛もおさまってきた頃に、走りださなければならなくなった。家から30キロ程離れた千葉ニュータウンに…
なぜなら、その日はクロマニヨンズのアルバムの発売日、なおかつレコードショップ(HMV←千葉にはニュータウンにしかない)で先着限定クロマニヨンズの分身、高橋よしおがデザインされた下敷きを配るからだ。もう1ヵ月前の話だけど、月例ランの筋肉痛をこらえつつ、クロマニヨン捕縛ランを一人で開催してました。
C= C= C= Cヽ(゜▽゜ )/

「ロックンロールバンドがね、目指す場所はね、無いんだよ 中学生でもいい 小学生でもいい 高校生でもいい 例えば ホウキでもいいんだ ギター持ってなくてさ ロックンロールに憧れて 教室の隅っこで ワァーってなる すっげぇ楽しいんだ そこがゴールだよ そこにずっといるんだよ そこからどこにも行かないよ それが東京ドームになろうが 教室の隅っこであろうが そんなの関係ないんだ ロックンロールバンドは最初から組んだ時点でゴールしてんだ 目的達成だよ」

↑このセリフは『音楽戦士』という番組に出演した際の甲本ヒロトのセリフです。
これを聞いた時(’Д`)、とにかくすっげ〜なあと思った。なんかもう、こういうこと聞いてしまうと、うわ〜ってなるε=\(゜ロ\)
なんかもう初期衝動だけで時代を駆け抜けてきちゃったんだね。ブルーハーツ時代の若者には、心に刺さるような曲をロックに乗せて、ハイロウズ時代の若者には、心意気みたいなものをロックにこめて、その時代時代を生きている若者の心を捕まえてしまう。
どんなに歌手とかアーティストとか名乗る連中がいたって、一時代のカリスマにはなれても、時代が変わってしまえば、いつのまにかライブに来る客の年齢層は全盛期当時のファンばかりになってしまう。今の音楽界は、たった一度の名曲にすがりつく乞食歌手ばかりだ。

ところがヒロトマーシーのライブは今だに若者があふれている。

過去の名曲にすがりつくこともせず、次々と新たなロックを休むことなく生みだして、とにかく聴けば思わず飛び跳ねたくなるようなライブをする。

過去に生きてない姿は本当にかっこいい。生命力があふれかえっている。
そういう意味で2人のロックンロールは死ぬことが無い。

1stアルバムが10月25日に発売した。
今度はクロマニヨンズ世代の幕開けだ。