登る峠の道標

ただいまお試し期間中

カウントダウンライブの感想3

少年ナイフ(しょうねんナイフ、Shonen Knife
1981年に結成されたガールズバンドでキャッチーでシンプルな楽曲を展開しラモーンズ、バズコックスなどの影響下にあると言える。アメリカ進出時、日本人女性のバンドが英語の歌詞の楽曲を演奏するという物珍しさも有ったと思われるが、現地ではオルタナティブロックが一大ムーブメントに成りつつあり、少年ナイフの楽曲が受け入れられる要素は有った。 ウィキぺディアより抜粋

この人達の経歴はとにかく面白い。インディーズからのデビューは日本でも、1986年にアメリカでアルバムを出してライブ活動を続けてから、改めて1992年に国内メジャーデビューを果たしている。日本人の作った洋風ロックがアメリカでビッグになって戻ってくるという、逆輸入現象だ。通称、日本ロックンロール界のゴッドシスターズだとかw

ライブを見た感想は、とにかく勢いそのままストレートな音に元気いっぱいの歌をのせている感じ。最初は英語の歌詞だからノリにくいかと思ったけど、単語の繰り返しのシンプルな歌詞が多いから、全然聞き取れる英語だった。観客も一緒になってスシバー、スシバー連呼する曲が面白かった。最後にはビートクルセイダースも乱入してきて更に盛り上がる。こういうストレートな楽しい音楽するお姉さんバンドって最近はないよね。愛だの恋だのウルサク歌うような人が多過ぎてウンザリだ(てめえを表現する単語はそれしか頭の中にねえのかよって感じ)。 とにかく少年ナイフの曲は普段感じてるそんなイライラをふっ飛ばしてくれるような、ど真ん中ストレートを投げ込んでくれた。