登る峠の道標

ただいまお試し期間中

高校生と競争

晴。雲多め。
朝7時頃に大通りを走っていると、通学途中の高校生がたくさんいる。自転車通学を毎日毎日重たいママチャリで続けている彼らは無自覚なサイクリストだ。
時にはとんでもなく速い奴に出会うこともある。信号待ちで横一列に並ぶ。横断歩道が青になるなり、奴は即立ち漕ぎロケットスタートでダッシュする。置いて行かれないように、真後ろにピッタリとくっつく。それでも加速はちっとも衰えず、まだまだスピードを維持している。しかけるように車の途切れ目にタイミングよく抜かしてやった。勝った。・・・と思った。
すると、しばらくすると、歩道のほうからシャカリキになって迫ってくるママチャリがいる。何て奴だ。朝の7時台から、こいつは一体何を焦っているんだろう?今日の日直なんだか部室のカギ当番なんだかしらんがなぜそんなに焦っているんだろう? 
また後ろにつけて走っていると、期待の新星はコンビ二に寄って行った。朝メシとジャンプでも買うのだろうか?
忙しい日だというのに朝から無駄な体力を使った日。