登る峠の道標

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カウントダウンライブの感想5

GANGA ZUMBA(ガンガ・ズンバ)

ストレートなロックンロールという言葉があるならば、この人達の曲は踊りだしたくなるようなストレートな南国ナンバーだと思う。今まで全く存在を知らなかった。調べてみてビックリした。なんとこのグループはTHE BOOMのボーカリスト宮沢和史がヨーロッパ・中南米ツアーなどで出会ったメンバーらと結成した多国籍バンドでライブの盛り上がりはファンや初めて知る観客の間でも絶賛されているという。

この日ライブで初めて聞くのを楽しみにしていた。自分が鈍いんだかメディアに露出してないんだかわからないけど、こういうグループは知ってれば絶対に好きになれる。なんで気付かなかったんだろう…

そしてステージに宮沢和史がでてきて驚いた。こんな人だったっけ?レザーベストにカウボーイハットをかぶってサングラスかけてヒゲ生やしていた。カッケ〜世界中を音楽で旅してたら、こんな風になりました。ラテンの国からこんにちわって感じだ。THE BOOMの頃からファンだった人には賛否両論あるのかもしれないけど、この20世紀少年のケンジみたいなカッコは風格抜群でありだと思う。

今までのライブとは少し違ってただ前に詰めるんじゃなくて、距離を開けて踊るスペースを確保するような聞き方だった“HABATAKE!”って曲が良かった。色んな楽器がでてきて国際色豊かなラテンナンバーが聞けた。夏の海岸に行ったら絶対に聞きたくなるような曲ばかりだ。今までビートだのロックだのソウルだの堅い音ばかりだったのでこのライブでは南国気分でリラックスできた。