登る峠の道標

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07高校生ドラフト

今週は悲しいニュースばかり(詳しくは1〜2日の日記参照)が見の周りに続発している。動揺して無気力になって三日ばかり日記が止まってしまった。それがようやく今日になって嬉しいニュースも起きた。

ロッテは30日、千葉マリンスタジアムでスカウト会議を行い、3日の高校生ドラフト1巡目で千葉・成田高の唐川侑己投手(18)を指名する方針を固めた。

これまで唐川をはじめ、仙台育英佐藤由規投手(17)らを1巡目候補として挙げていたが、バレンタイン監督を交えた最終会議で唐川の将来性を高く評価し、一本化。松本尚樹スカウティングスーパーバイザーは「地元というよりも能力。監督も『将来、うちのローテに入れる』と評価している」と指名の理由を説明した。

昨年のドラフト会議では意見が分かれる中、ソフトバンク入りを熱望していた大嶺をサプライズ指名するなど周囲を驚かせた。だが今年は監督、スカウト全員の意見が一致した。唐川にはすでに広島が1巡目指名を決定。ソフトバンクも1巡目候補に挙げており、競合覚悟で地元が生んだスターの獲得に乗り出す。

そして本日のドラフトにて、

 注目の中田は北の大地へ――。プロ野球高校生ドラフト会議が3日、グランドプリンスホテル高輪で行われ、高校生39名が指名された。高校通算87本塁打を放ち、超高校級スラッガーとして注目を浴びていた大阪桐蔭高・中田翔外野手は、オリックス阪神福岡ソフトバンク北海道日本ハムの4球団が1巡目で指名。抽選の結果、北海道日本ハムが交渉権を獲得した。今夏の甲子園で155キロを記録した仙台育英高・佐藤由規投手には東京ヤクルト東北楽天、横浜、中日、巨人と5球団が1巡目で入札。東京ヤクルトが交渉権を得た。なお、中田、佐藤と並んで高校生三羽ガラスと評判の高かった成田高・唐川侑己投手は広島と千葉ロッテが1巡目で指名。千葉ロッテが当たりクジを引いた。

 その後、外れ1位では、走攻守3拍子そろった横浜高・高濱卓也内野手阪神と横浜、速球派右腕の市船橋高・岩嵜翔投手には中日と福岡ソフトバンクが重複。高濱阪神が、岩嵜は福岡ソフトバンクがそれぞれ交渉権を獲得した。そのほかの外れ1巡目は、オリックスがパワーヒッターの岐阜城北高・丹羽将弥外野手、広島は巧打が光る福岡工大城東高・安部友裕内野手東北楽天は将来性がある札幌南高・寺田龍平投手、巨人は俊足巧打の熊本工高・藤村大介内野手を指名した。外れ外れ1巡目には、横浜は今春のセンバツ優勝投手の常葉菊川高・田中健二朗投手、中日は140キロを超えるストレートを持つ浦和学院高・赤坂和幸投手を指名した。裏金問題の制裁処分で上位指名権のなかった西武は4巡目から参加して、地元の春日部共栄高・斉藤彰吾外野手ら4名を指名した。なお、2005年夏の甲子園で活躍した京都外大西高本田拓人投手の指名はなかった。

 39名の内訳は、投手23名、捕手2名、内野手7名、外野手7名。北海道日本ハムが6名、巨人が3名、中日が2名、福岡ソフトバンクが3名、阪神が3名、千葉ロッテが3名、横浜が4名、西武が4名、東京ヤクルトが2名、東北楽天が3名、広島が3名、オリックスが3名を指名した。

更に更に本日の試合にて、

<ロッテ>3連勝で2位確保 サブローの二塁打で逆転
○ロッテ7―5ソフトバンク● ロッテが競り勝ち、3連勝で2位を確保した。1点を追う八回、福浦の内野安打、西岡のバント安打など小技で1死満塁とすると、サブローの走者一掃の二塁打で逆転した。ソフトバンクは八回にアダム、大村の連続適時打でひっくり返したが、その裏、救援陣がつかまった。